ハナの、ハナによる観察


クスノキの花 クチナシの花 ニオイから近くに何の花が咲いているか気付くと、自分の動物的感覚もまんざらではないなと一人で満足したりします。
 6月にスダジイの花が青くさい強烈なニオイを出します。4月にクヌギも似たような形の花をつけますが、ニオイを出しません。その理由はスダジイが虫媒花でクヌギが風媒花だからです。なるほど、スダジイの花は目立つように上向きにつき、クヌギの花は下に垂れ下がっています。ドクダミやイチョウの種のギンナンの独特なニオイには誰もが気が付くでしょう。
ジンチョウゲの花 一方、よい香りの花にはジンチョウゲ、タイサンボク、クチナシ、キンモクセイ、ヒイラギモクセイなどがあります。クスノキの学名はCinnamomum camphora です。香辛料のシナモンはこの木の仲間の樹皮から採ったものです。先日、雪の重さでクスノキの枝が折れ落ちてしまったので、樹皮をむいてみるとよい香りがしました。葉が香ばしいゲッケイジュもクスノキ科です。  カツラは黄葉する9月、10月にその葉から砂糖醤油のような甘い香りを漂わせます。当センターのカツラは何故か殆ど無臭なので、千川上水まで行き、別のカツラでこの香りを体験します。
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